お知らせ

やりすぎは逆効果?正しいシャンプー&耳掃除の基本

こんにちは!こひ動物病院の長嶋です。

わんちゃんのために頑張っているスキンケア、実は「良かれと思ってやっていること」がトラブルの原因になっているかもしれません。

今回は、「おうちケアの正しい引き算」をお届けします。


シャンプー編】

ゴシゴシ洗いは卒業!「泡」と「保湿」が大事💡

犬や猫の皮膚の厚さは、実は人間の約3分の1から5分の1しかなく、とてもデリケートです。

NG

  • ゴシゴシ擦る
  • 人間用シャンプーを使う
  • 熱いお湯ですすぐ
  • 至近距離の温風ドライヤーを使う

〇 OK

  • ぬるま湯(35〜38℃)で全身を濡らす
  • たっぷりのをクッションにして指の腹で優しく洗う
  • シャンプー剤が残らないよう、ぬるま湯で念入りにすすぐ
  • ドライヤーは「冷風」または「遠くからの弱温風」
  • 仕上げに犬猫用の入浴剤や保湿スプレー・ジェルでバリア機能を補う

 

さらに皮膚を良くしていくには保湿が重要

「何日毎に洗えばいいの?」という疑問をよくいただきます。

健康な子であれば月に1〜2回程度で十分ですが、脂漏症や膿皮症などの皮膚疾患がある子は、獣医師の処方による薬用シャンプーを週に数回行うこともあります。普段のシャンプー後に保湿剤を使用していくことで、皮膚の潤いや被毛への艶が保たれより良い皮膚へ繋がります。

当院ではシャンプーや保湿剤をご用意してありますので、お気軽にお問い合わせください。

【耳掃除編】

綿棒は使わない!「見えている場所」だけでOK

実は耳のトラブル(外耳炎)の原因でとても多いのが、綿棒による擦りすぎや押し込みです。

耳には鼓膜の方から汚れを自然に外へ出す「自浄作用」があるため、奥まで掃除する必要はありません。

そのため…

NG

  • 綿棒を耳の奥に入れる
  • アルコールシートで拭く
  • 毎日しつこく掃除する

〇 OK

  • コットンに動物用イヤークリーナー(洗浄液)を浸す
  • 耳の入り口の、目に見える汚れだけを優しく拭き取る
  • 奥の汚れは触らず、獣医師に任せる

当院ではオトスコープという耳の中を見るカメラがあります。飼い主様と一緒に耳の中を見ることができ、治療前後の様子も確認できます。(※場合によっては麻酔が必要なことがあります)


こんなサインがあったら、おうちケアを止めて病院へ!

もし、以下のような症状が見られたら、皮膚病や外耳炎がすでに始まっているサインです。

おうちでのケアは一旦ストップして、診察にいらしてください。

皮膚のサイン

• 全体的に赤い
• ぽつぽつとした湿疹がある
• フケが異常に多い
• ベタつきや強い体臭がある
• 執拗に舐めたり掻いたりしている。
耳のサイン

• 耳垢が黒い・黄色い・ドロッとしている
• 耳からツンとする悪臭がする
• 耳を頻繁に後ろ足で掻く
• 頭をずっと振っている。

シャンプーも耳掃除も、終わった後は「たくさん褒めて、おやつをあげる」のを忘れないでくださいね!

「これをやると、いいことが起きる!」と覚えてもらうことで、お互いにストレスのない楽しいスキンケアの時間になります。

「うちの子の皮膚に合うシャンプーはどれ?」「正しい耳掃除のやり方を直接レクチャーしてほしい!」といったご相談も大歓迎です!

ぜひお気軽にご相談ください。


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